ストレッチの部屋4
こんにちは!
トレーナーの直輝です!
今日はなぜ体が硬くなってしまうのか?
体が硬いとはどう言った状態のことを言うのか考えていきましょう!
早速ですが、
◉左手を上から、右手を下から背中の後ろから回し手を組もうとした時に指先がつかない。これは肩の関節の可動域が制限されている状態です。
◉両足を組んで胡座がかけない。これは股関節の可動域が十分ではないからです。
それでは可動域を制限している一番の要因はなんでしょうか?
ボディビルダーで背中の後ろで手が組める人は稀です。筋肉同士がぶつかってしまうせいです。
お相撲さんできちんとあぐらをかける力士はほとんどいません。これは筋肉と脂肪が邪魔になるからです。
こうした特殊な例以外一般的には、可動域が狭くなる原因は筋肉が硬くなることにあります。
[筋肉が硬く]なり[関節の柔軟性]が失われていくのです。
筋肉の柔軟性に関与しているのは[コラーゲン]です。
[筋肉]は細い[筋線維束]が集まってできて、
[筋線維束]はさらに細い[筋線維]が集まってできています。[筋線維]はもっと細い[筋原線維]という細胞の集まりでできています。
この繊維の束は[筋周膜]・[筋内膜]といった[筋膜]に覆われており
その筋膜の主要部分を占めるのがコラーゲンになるのです。
このコラーゲンは規則的な網目状に配列された繊維で生理的に結びついていますが、生活習慣や老化の影響によりこの配列に変化が生じてしまうとコラーゲン繊維同士の結合が硬直してしまいます。
これが筋肉が硬くなってしまう仕組みとなります。
今の時代を生きる方達は日頃のストレスや生活習慣によってコラーゲンの老化を必要以上に招いてしまっています。
例:運動不足等
イメージは骨折した後のギブスで固定され、それを外した時驚くほど硬くなってしまうのと一緒です。
同じ姿勢でいるということは固定はしていなくともギブスをしているのと変わりはありません。
これが体が硬くなってしまう理由となります。
まずは少しずつで構いません。
ストレッチや運動をする機会を徐々に作っていきましょう!
1人で難しいと感じた方は是非我々トレーナーを頼ってくださいね^_^!