有酸素運動の有効性
こんにちは!
久保田です。
本日は有酸素運動についてお話し致します!
有酸素レーニングとは?
★酸素を使い体内の糖質・脂質をエネルギー源とする、
筋肉への負荷が比較的軽い運動
…好気的代謝によってヘモグロビンを得るため
長時間継続可能な軽度または中程度の負荷の運動
→それに対し無酸素運動とは嫌気的代謝によって
酸素の供給が逼迫した状態でも
一時的にエネルギーを得る高負荷の運動
短期的応答
①心臓血管系の応答
…「心拍出量」「心拍数」「1回拍出量」「平均動脈圧」「冠状動脈の直系」
および「圧-心拍数席」の増加
②呼吸器系の応答
…「換気量」「呼吸数」「1回換気量」「呼吸交換比」および「呼吸商」の増加
③代謝系の応答
…運動強度の高まりに比例して、血液の酸素量が増える
④内分泌系の応答
…グルカゴンの増加、インスリンの減少、コルチゾールの増加など
長期的適応
①心臓血管系の適応
…VO2maxの増大(有酸素性能力の最良の指標)
高血圧の人の安静時血圧の低下
②呼吸器系の適応
…換気能力の向上
③骨格筋の適応
…持久力パフォーマンスの向上に直接関係のある3つの大きな変化をもたらす
①毛細血管密度の増加 ②ミトコンドリア密度の増加 ③酸化酵素の活性化促進
④代謝系の適応
…最大下での運動中におけるエネルギー源としての脂質の依存の増加、それに伴う糖質の利用の減少
乳酸性可動閾値の上昇、最大酸素摂取量の増加
⑤身体組成の適応
…インスリン感受性の向上、体脂肪の減少、骨密度への好まし影響
⑥パフォーマンスの適応
影響を与える要因
①特異性
②性別
…それぞれの器官の性差間のサイズ差によるもの
③年齢
…力発揮能力の低下、力発揮の速度の低下
30代から筋量は徐々に低下し始める→サルコペニア
④遺伝
まとめ
★有酸素運動による筋肥大の効果は望めませんが、上記の影響を受けることで、レジスタンストレーニングのパフォーマンスレベルの向上が期待できます。