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ファイトケミカル

こんにちは!トレーナーの保科です。

トレーニングをしていると栄養に関しても興味がでてくる人が多いと思います。

しかし、私たちが義務教育で学んだ栄養学では誤解を生む可能性があります。

今回は、そんな栄養素の話です。

ファイトケミカル(Phytochemical(s))とは「植物に含まれる化合物」のことです。

ファイトケミカルの重要性が如何に知らされていないかについては、「お茶ごときで新型コロナは防げない」とか、「食品成分で病気が治ることなど無い」などと、あっさりと否定してしまう人の多いことから推定できます。

要するに、体を作り、それを維持するためには5大栄養素を摂ってさえいればよい、と覚え込まされているからです。

本当は、5大栄養素と同等以上に、食物繊維やファイトケミカルが重要なのです。

このうち食物繊維は、自分のために食べるのではなく、私たちと共生している腸内細菌のために必要です。

人間は万物の霊長であり自分の力だけで生きているという奢りが、食物繊維の必要性を永らく認めてこなかったのです。

そして、ファイトケミカルは、細胞たちのために必要なのです。緑茶の成分であっても、アブラナ科植物の成分であっても、或いはニンニクやタマネギの匂い成分であっても、大抵は渋かったり苦かったり辛かったりして、人間の大脳はそれを望まないかも知れません。

出来ることなら精製して取り除きたいと思っていることでしょう。しかし、細胞が必要としているのです。多くのファイトケミカルは、細胞にその受容体、または何らかの受容機構が備わっていることに驚きます。細胞にとっては、必須成分である場合が多いのではないかと思われます。

「ファイトケミカル(Phytochemical(s))とは「植物に含まれる化合物」のことであって、生薬に含まれている成分もファイトケミカルです。

それらの成分は、細胞に備わっている各種の受容体に受容されて、薬効を示したり、適度な刺激になったり、過剰な伝達物質やホルモンをブロックしたりします。

例えば、大豆イソフラボンは、エストロゲン受容体に受容されることによって、性ホルモンが過剰な場合はそれをブロックし、性ホルモンが足りない場合はアゴニストとして代理を務めます。

あるいは、緑茶カテキンは、がん細胞表面に存在する受容体によって受容され、がん細胞のアポトーシスを誘導します。

このように、多くのファイトケミカルは、私たちが意識しないうちに細胞に働きかけ、その活動を制御してくれているのです。

何故そのような仕組みになっているのか…ということですが、これには生物進化や史学的な観点が必要です。地球上に植物が生え、私たちはそれを食することによって何万年も生きてきました。この間、口から放り込まれたファイトケミカルが、大きな毒性を示すこともあったでしょう。

しかし、何万年という気の遠くなるような月日が、そのファイトケミカルに対する耐性を生み、やがてはそのファイトケミカルに依存するようになったのです。だからこそ、それらのファイトケミカルは、細胞たちにとって“必須栄養素”なのです。

これらのファイトケミカルが、新型コロナウイルスに効くという捉え方をするのではなく、これらが不足しているからこそ、新型コロナウイルスに負けてしまうのです。

だからこそ、これらのファイトケミカルを補ってやれば、新型コロナウイルスに勝てるということなります。

同じように、ファイトケミカルが病気を治すと捉えるのではなく、ファイトケミカルが不足しているから病気に罹るということです。

だからこそ、ファイトケミカルを摂取すれば、その病気は治癒に向かい、その後は病気に罹りにくくなる、というわけです。

「5大栄養素」という教えは、残りの2種類の栄養素の重要性を弱めます。

弱めるどころか、そのようなものは栄養素では無いとさえ思わせてしまいます。だからこそ、掲載した図の右上に挙げた動物性食品ばかりの食餌に、なんら違和感を持たなくなるのです。この動物性食品には、当然のことながらファイトケミカルは入っていません。まさしく「ゼロ」です。しかし、「5大栄養素」を常識としている頭では、この食餌の栄養素不足に気付かないのです。

特に小学生の家庭科の授業など、教科書には「五大栄養素を覚えましょう」と書かれていたとしても、これは、必須である7大栄養素のうちの5種類だけを書いているのだという説明が必要です。

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