BLOG「ボアソルチ代表 渡邊の
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ダイエットに有酸素運動は必要…?

こんにちは

トレーナーの坂本です。

 

今回はダイエットと有酸素運動の関係性についてお話ししようかと思います。

 

ダイエットをする上で有酸素運動は必要なのか否か。

 

結論から言うと、圧倒的にやった方が良いです。

 

最近はボディメイク系のトレーニングを頑張っている方を中心に、

ダイエットには有酸素運動より無酸素運動!

という考え方を持っている方が多くなってきたように感じます。

 

そういった意見が出る理由として、

  • 筋肉を増やして基礎代謝を増やした方が良い。
  • 有酸素運動によって筋肥大にマイナスの効果が出る可能性がある。

といった内容が挙げられることが多いと思います。

 

つまりは、

筋肥大して筋量アップ=基礎代謝アップ=痩せる!

というメカニズムが中心にあります。

 

この論理は、本当に正しいのでしょうか?

 

確かに筋量が増えることによって基礎代謝は高まります。

しかしながら、現実的には筋量アップが基礎代謝量に与える影響は微々たるもので、

筋肉1㎏あたり13kcal/日の基礎代謝量アップと言われています。

体脂肪1㎏を減らすためには7200kcal消費する必要があると言われている為、

筋量アップが体脂肪減少にあたえる影響はそれほど多くないことが分かります。

 

また、有酸素運動が筋トレの効果にマイナスの影響をもたらす、という点に関しては、

有酸素運動をすること自体より、

異なる運動形式を行うことでオーバートレーニングになりやすいことが

要因としては大きいとも言われています。

 

有酸素運動がダイエットにもたらすメリット

では、逆に有酸素性運動が体脂肪減少に与えるメリットはあるのでしょうか?

 

有酸素運動による体への適応反応としては下記の内容が挙げられます。

  • 筋細胞中のミトコンドリア密度の増加(数・サイズの増大)
  • 毛細血管密度の増加
  • ミオグロビン(細胞内において酸素を運搬するタンパク質)の含有量の増加
  • 最大酸素摂取量の増加
  • 安静時・運動時の心拍数の低下
  • 細胞質内のグリコーゲン・トリグリセリド等の代謝エネルギー貯蔵量の増加
  • 筋の収縮メカニズムの疲労遅延
  • 筋におけるグリコーゲン消費量の低下と脂肪利用率の増加       etc.

 

要約すると、有酸素運動によって

  • 筋肉で体脂肪をエネルギーとして使いやすくなる。
  • 毛細血管が増えて血流量が上がる。
  • 疲れにくくなる。

といったポジティブな影響が出てきます。

 

ちなみに、これらの運動効果を得るためには、

縄跳びやランニングなどの中~高強度の有酸素運動を行う必要があります。

ある程度息が切れるような、割とハードめのトレーニングをした方がよいということですね(^^;)

 

まとめ

日常的な活動は大部分が有酸素性の活動になる為、

こういった有酸素運動をしっかり取り入れることで、

日常動作での活動代謝における体脂肪利用の割合を向上することが可能となります。

 

もちろん、無酸素性の筋トレをしっかりやって、

筋量をしっかり増やす・維持することも非常に大切です!

 

筋肉が糖や脂肪を処理する工場だとしたら、

有酸素運動で増えるミトコンドリアは工場で働く人員と言えます。

 

筋トレで処理工場を増やして、有酸素運動で工場の処理能力を上げる

 

というのがダイエットにおいて非常に効率的な運動の仕方と言えます。

 

結局は、何事もバランスが大事!ということです(^^)

 

そんなバランス自分じゃ取れないよ!

という方は、ぜひご相談ください!!

 

それでは!!

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