BLOG「ボアソルチ代表 渡邊の
身体が変われば人生が変わる」

ダイエットのスピード

こんにちは。

久々の雪かきで背中が疲労困憊な

トレーナーの坂本です。

 

今回はダイエットの速度感についてお話しようと思います。

 

ダイエットを目的とする会員様から

「○kg減らしたいんですけど、どれくらいで痩せれますか?」

という期間の目安についてのご質問を頂くことがあります。

 

この質問に対して、

個人的には1kg/月ペースが基準だと考えています。

もちろん、個人差はありますが、このくらいが体に過剰な負担をかけず、健康的かつ継続的に体脂肪を減らすことができる数値目標かなと思います。

 

体脂肪には1kg当たり約7000kcalのエネルギーが貯蓄されています。

これはつまり、体脂肪を1kg減らすためには7000kcalの不足が出るようにエネルギー消費量とエネルギー摂取量のコントロールをする必要がある、ということになります。

一日当たり約230kcal程度摂取量を減らしていけば体脂肪1kgを減らすことが可能となるワケです。

 

白米で茶碗1杯(約150g)が約250kcalくらいなので、1食分お米を減らせばなんとかなると考えたら、これくらいは簡単そうですよね?

 

ただ、この考え方には一つ問題があります。

それは、エネルギー消費で減るのは体脂肪だけではない、ということです。

体脂肪が消費されていくのと同じように、筋肉などの除脂肪組織も消費されていきます。

 

除脂肪組織は1kg当たり1000kcalと内包するエネルギー量が比較的少なくなっています。

したがって、体重減少に占める除脂肪組織の割合が大きいほど、少ないエネルギー不足量で体重が減ることになります。

 

一般的に、減量のスピードが速いほど、除脂肪組織の減少割合が大きいと考えられています。

よく、1ヶ月で10kg減りました!などの広告を目にしますが、

こういった場合の多くは体脂肪と共に、それ以上の除脂肪組織が減少してしまっている可能性が高いと思われます。

 

この場合、数値的には減量が進んでいて良好な結果のように思えますが、

実際には筋肉量が減って安静時代謝が低下しており、リバウンドしやすい状態になってしまっている

ということも考えられます。

 

結婚式で細身のドレスを綺麗に着たい!

とか、

海で水着をカッコよく着たい!

など、一時的な目的であればそれでも良いのかもしれませんが、

健康維持など、継続的な減量を目的として考える場合には、これが正解と言えるのかどうか、少し疑問です。

 

なお、体重減少に占める除脂肪組織の減少割合を抑える方法もあります!

それは、

●適度な筋力トレーニングを行うこと

●タンパク質の摂取量を増やすこと(1.6g/kg体重/日が目安)

の2点を実施することで、可能となります。

 

何をしたらいいか分からない。

キツくて続けられない。

運動に不慣れな自分には出来ない。

ケガしそうで怖い。

 

そういった理由で筋力トレーニングに抵抗感を持ってる方がいらっしゃるかと思います。

しかし、筋量を維持・増進し、安静時代謝を増やしていく為には、筋トレは不可欠です。

 

また、女性の中には筋肉モリモリな見た目になりたくない!とおっしゃる方もいますが、

そんな簡単に筋肉モリモリになれるほど、ボディメイクは甘くありません(^_^;

むしろ、筋肉細胞間の余分な脂質を減らしたり、骨格の緩みを補正したりすることで、体を引き締める効果の方が強く出るものです。

 

ダイエットをお考えの方には、

何故ダイエットをするのか

という点をしっかり整理した上で、

適切な方法・進め方を選択して頂ければと思います。

 

分からないことがあれば、

ぜひ一度、我々パーソナルトレーナーにご相談下さい!

 

皆さまのお問い合わせお待ちしております!

 

それでは!!!

 

一覧へ戻る

最新のスポーツ科学×幼児教育学による、
21世紀型の
総合キッズスポーツスクール!

松本パルコ校 無料体験会について 安曇野校 無料体験会について

CONTACT

BOASORTE への
体験レッスンご予約はこちらから
全店共通 1時間 4,400円(税込)