姿勢改善のススメ 〜腹斜筋群〜
こんにちは。
トレーナーの坂本です。
世間はコロナウィルスの影響がかなり大きくなってきていますね?
感染力の強いウィルスですので、
もらわない対策ももちろん大事ですが、
症状を出さない、ウィルスを体内で増やさない対策をしっかり講じる必要があるなと感じる今日このごろです。
ボアソルチでは、除菌おしぼりの配布の他、器具の消毒にも努めて、より安全安心にトレーニングを実施して頂けるように対策を重ねております✨
さて、今回は腹斜筋という筋肉に関してお話をしていこうと思います。
腹斜筋は体の側面〜前面に渡って存在する筋肉であり、内腹斜筋と外腹斜筋の二つに分けられます。
機能としては、体の捻転・側屈、腹腔内圧の向上・維持、などの働きを担います。
内腹斜筋は深層に位置しており、以前ご紹介した腹横筋と協働する形で、体幹の固定や腹圧を入れる際に大きく関与します。
むしろ、体幹の固定に対する影響力としては腹横筋よりもこの内腹斜筋の方が高いと言われています?
姿勢改善にはかなり重要な筋肉になりますね✨
外腹斜筋はより表層に位置する筋肉で、体幹の固定力に加え、体の捻転・側屈に多く関与しています。
歩く・走る・投げる・蹴るといった基礎動作を含め、人間が動く際にはほぼ確実に体の捻転動作という物が入ります。
しっかりと能動的に体を捻ることできると、スムーズかつ大きな筋力発揮が可能となります。
この結果、余計な体の動きや無駄な力みを抑えることができ、競技パフォーマンスの向上はもちろん、日常生活での腰・背中・肩などの脊椎周りの不調の予防にも繋がります。
また、外腹斜筋の働きで浮遊肋骨をしっかり締めることで、体幹部の引き締めを行うことができ、ポッコリお腹の改善やくびれ作りにも効果があります✨
時々、『腹斜筋をつけると逆にウエストが太くなる』という話をする方がいるんですが、決してそんなことはないです。
そもそもウエストの太さは肋骨と骨盤の大きさのバランスに依って決まる所が大きく、多少腹斜筋を鍛えた所でウエストが太くなるなんてことは基本的にありえないですね(^^)
ウエストを締めてくびれを作りたい方はむしろどんどん腹斜筋を鍛えるべきだと、僕は思います?
ぜひ皆さまも腹斜筋を鍛えて、健康かつキレイな身体作りを目指しましょう!!
それでは!