BLOG「ボアソルチ代表 渡邊の
身体が変われば人生が変わる」

プロテインだけで痩せられるの?

こんにちは!

トレーナーの坂本です。

 

これまで、このブログでタンパク質を摂取する必要性について何度か書いてきました。

タンパク質を摂取する必要性について、

簡単に説明すると、大まかに分けて

  1. 血中アミノ酸量を保って筋肉の分解を防ぐため
  2. 体を構成するタンパク質の材料を確保するため
  3. 食事誘発性熱産生によるエネルギー消費

の3つのポイントがあります。

 

セッションの中でも、会員様にはしっかりタンパク質を摂取するようにしつこくお伝えしています。

中には「またその話か…」と思っている方もいるかもしれません(^^;)

 

坂本個人としては、

ボディメイクやダイエットをしている方は、

出来れば1日当たり体重1㎏あたり1.5~2.0gのタンパク質を摂取するべきだと考えています。

体重50kgの方であれば、75~100gのタンパク質量が必要となります。

 

トリ胸肉換算だと大体350~500gくらいの量になります。

こんな量食べれないよ!と思いますよね(^^;)

正直僕もきついと思います。

 

だからこそ、手軽にタンパク質を摂取出来るプロテインが重宝されているワケです!

 

 

さて、こういった話をしていると、

「じゃあプロテインだけたくさん飲んでればいいの?」

という質問を受けることがあります。

 

この質問に対する答えとしては、

NO

です!

 

プロテインのみでタンパク質を摂取しても痩せないし、筋肉も大きくなりません!

タンパク質はプロテインパウダーだけに頼らず、肉や魚類、卵などといった動物性の食材からも摂ることが理想的です。

 

なぜ?

 

という話をしていこうと思います(^^)!

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です!

 

まずは、『基礎代謝の向上』について。

 

基礎代謝とは、

『覚醒状態の生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動における必要最低限のエネルギーのこと』

(Wikipediaより参照)

と定義されています。

この必要最低限のエネルギーの消費元は筋肉だけでなく、肝臓や腎臓などの内臓や脳なども含まれています。

 

基礎代謝におけるカロリー消費の内訳としては、筋肉の18%に対して、

肝臓27%、腎臓10%と臓器のカロリー消費は比較的高い数値を示しており、

内臓の活動が基礎代謝量に大きく影響してることが分かります。

 

プロテインはほかの食材と比較して、消化の速さが非常に大きなメリットとなっております。

これは言い換えると、プロテインは消化吸収での内臓の活動が少なく、

エネルギー消費が比較的少ないということになります。

 

お肉や卵などの固形物を摂取することで、内臓をしっかり動かすことができ、

基礎代謝をしっかりと高めることが可能となります。

 

2つ目は、『タンパク質以外の栄養素の摂取』について。

 

当たり前の話ですが、

お肉や卵、牛乳、大豆製品などにはビタミン類や鉄分などのミネラル類、良質な脂質などなど、

タンパク質以外の栄養素が数多く含まれています。

 

こうした栄養素をバランス良く摂取する為には、プロテインだけではなく、

色々な食材を食べたほうが手っ取り早くなります。

 

そして3つ目、『筋細胞へのアミノ酸の取り込み効率』について、です。

 

アミノ酸が筋細胞に取り込まれ、タンパク質へと再合成される際、

動物性の脂質が混在することでアミノ酸の細胞内への輸送が起こりやすくなると言われています。

この為、脂質を極力取り除いたプロテインパウダーよりも、肉や卵などを摂取した方が

アミノ酸の細胞輸送が有利になり、筋細胞の成長に繋がりやすくなる可能性があります。

 

 

いかがでしょうか?

長々と語ってきましたが、

結論として私が言いたいことは、

プロテインはあくまでもサプリメントであって、

大事なのはしっかりとした食習慣を作ることが一番大事!

ということです。

 

良い食事で美しく健康的な体を作っていきましょう✨

 

それでは!!

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