動きやすい身体は幸せな人生の土台
こんにちは
トレーナーの坂本です。
今回は、僕がメインで取り入れている『ファンクショナルトレーニング』というものについてお話しをしようかと思います。
ファンクショナルトレーニング(Functional Training)とは、
簡単に言うと、機能的な身体を作るためのトレーニングです。
我々の身体では多くの筋肉を活動させ、複数の関節を同時に動かすことで
複雑な運動を可能にしています。
例えばしゃがむ動作一つとっても、足関節・膝関節・股関節はもちろん、
骨盤や脊柱、肩甲骨などなど体中の様々な関節が動いていて、
それらを動かすために、かなりの数の筋肉が稼働しています。
更に、我々が活動する場は、常に一定の環境が保障されていることはほぼなく、
少し傾斜があったり、でこぼこしていたり、
天井が低くて屈まないといけなかったり、
充分な姿勢のまま体を動かすことが出来ない状況で動かないといけないことも多々あります。
このように、どのような状況においても、自分のイメージ通りに体を動かすことが出来れば、
余計な怪我や障害を回避したり、
競技パフォーマンスを向上したりすることができるようになります。
アスリート向けの専門的なトレーニングを思われがちですが、
運動をしない一般の方々にとっても非常に有用なトレーニング手法となります。
そもそも機能的な体とはどういったものを指すのでしょうか?
僕はお客様に説明する時には、
「『ながら動作」が出来る能力が高い体=機能的な体なんですよ」
という話をすることがあります。
体幹を固めながら、手足を動かす。
バランスを取りながら、体を捻る。
ジャンプしながら、体を動かす。
などなど、『○○しながら××する』という能力を高めることが大事であると考えています。
単純そうな話ですが、意外と慣れていないと上手く出来ないことが多々あります。
ではどんなトレーニングをするのか。
一般的なフリーウェイトトレーニングでは、負荷重量や回数で強度を調整するのに対し、
ファンクショナルトレーニングでは、より不安定かつ複雑な動作にしていくことでトレーニング強度を上げていきます。
両足立ちより片足立ちのほうがファンクショナルの強度は上がるし、
地面に立つよりはボールの上に立った方が強度は上がるし、
2つの動作を行うよりは3つの動作を同時に行う方が強度は上がります。
皆さんが良くやるスクワットを例にとると、
両足で行う一般的なスクワットも、
片足でやると高度なバランス能力と身体操作能力が要求される立派なファンクショナルトレーニングとなります。
そこからさらに、体の捻りを加えてみたり、トップポジションでジャンプしてみたりと
目的に応じてどんどん派生させることが可能であり、
ファンクショナルトレーニングのバリエーションは考え方次第で無限に存在すると言えます。
したがって、皆様の目的・お悩みや体力レベルに合わせて
トレーニングの内容や強度を細かく調整することが可能となります。
凄くザックリした話になってしまいましたが
ファンクショナルトレーニングは動きやすい体を作り、
より豊かで健康な人生を送るために
非常に有用なトレーニングなんですよ!
ということだけお伝えできれば幸いです。
ご興味のある方はぜひ!
ボアソルチにお越しください!
それでは!!!